2017年2月23日木曜日

菁寮の民宿:貳樓參俱樂部 2F3club

鹽水蜂炮に参加した日に泊まったのは、鹽水區の隣にある後壁區の菁寮という街。

後壁ホウビーは台南の一番北にあり台南より嘉義から行く方が近い場所。米どころとしても有名なのどかな農村地帯。

菁寮ジンリャオには老街があり、週末になると観光客でそこそこ賑わうところ。

台鉄後壁駅で降りて大きな道路を渡ったところにある後壁區公所から黃6バスに乗り2つ目の菁寮國小で下車。
菁寮國小から北へてくてく歩いて行きます。
ほんとのどかな街で、昔ながらの三合院スタイルの建物が多く残り、歩いてるだけで色々な発見がありオモロイ。


さて、そんなこんなで宿に到着。


貳樓參俱樂部 2F3club


3階建の一軒家をまるまる貸すというスタイル。他のお客さんが居ないのでのびのびと仲間だけで過ごせます。



では、風邪でガサガサな私の声が入った映像で宿の様子をどうぞ!

菁寮老街からも少し離れてるのでほんとのどか



玄関とみせかけて玄関じゃなーい





1階はシャワー(湯船なし)とトイレ。冷蔵庫など。
中2階には漫画などがありダラッとくつろげる。
2階にはソファやテレビやDVDなどがあるくつろぎスペースと、ダブルベッドの部屋が1つ。




3階にはトイレ付きのダブルベッドの部屋が1つ。



基本的に4名までだけど、中2階や2階のソファなどで寝るのがOKであれば5名でも6名でも。
シャワールームにはボディソープとシャンプーあり。タオルも歯磨きセットも提供してくれます。もちろんドライヤーもあり。


そして何と言ってもオーナーOliviaの作る飯がべらぼうに美味しい!!!!
本業は空間デザインをやってるそうで、民宿も経営し料理も上手い多彩でキュートなOliviaちゃん。

鹽水蜂炮から帰ってきたら深夜0時だったというのに、寒くて疲れたしお腹空いたでしょう、とあたたかい料理を作って待っててくれました(泣)

お酒のおつまみ系やがっつり肉類などなど。カラスミまで!
スープが美味しかった~

チャチャッと作ってくれた麻油麵線も美味しかった!


朝には地元のおばあちゃんが作る手作り蛋餅を買ってきてくれました。至れり尽くせりやで。


宿泊料は2人だと3800元。人数が増えるごとに加算されるスタイル。2人~4人で泊まるのがええと思います。だいたい1人1800元~1900元ぐらいかな。
値段だけ聞くと、安宿にしか泊まらない私らみたいなもんはちょっと高いなと思ってしまうけど、Oliviaが用意してくれるウマウマな朝ごはん+晩ご飯or夜食(どちらか選べる)がついてくるのでお得感すごい。
もしご飯要らない場合はその分宿泊費から値段を引いてくれるそうです。でも絶対食べた方がええよ。

ちなみにここに泊まった外国人は私らが2組目だそうな。(1組目はバルセロナの方)


ヤマサキ兄妹のサイン入りプレートも飾られてるよ!



台南郊外に行ってみたい人や田舎でのんびり過ごしたい人にはもってこいのお宿です。
※古い建物ゆえ冬はめっちゃ寒いのでその辺要注意。クーラーついてるので夏は大丈夫。Oliviaは日本語喋れません(英語OK)






貳樓參俱樂部 2F3club ※合法民宿

場所:台南市後壁區後廍社區(事前予約で後壁駅から宿までのタクシー手配可)






※台南中心部にもこのように古い家屋を利用してステキな民宿を運営しているところ沢山あります。ほんとはみなさん中心部の民宿情報も知りたいと思うんですけど、実は中心部(旧台南市)の民宿はほとんど合法ではありません。(最近制度が変わり中西區に5軒、安平區に2軒、合法民宿あり→ココから検索可)
そして私はこう見えてアホみたいに根が真面目だったりするので、合法ではない民宿を堂々と紹介する度胸はありませんすみません。
民宿はAirbnbで探すと沢山出て来ますのでそちらを参考にしてみてください。
日本でも色々グレーやったりするからね~。泊まるとこって絶対必要やし、うまい落とし所があったらええねんけどね。

2017年2月20日月曜日

今年も来たぞ鹽水蜂炮2017 その2

その1 からのつづき


今年は最前列で当たりたいんじゃー!!ということで、皆とはぐれて友人Mちゃんと2人での行動になり、武廟前から文武街へ移動。

昼間文武街でひときわ目立って撮影スポットと化していたコチラのロケット花火台









真っ黒焦げになってるーーーーー!!!



くそぅ、見たかった。これに着火されたところ見たかった……



文武街を東へ進むとギュウギュウで動けん!!!!
人人人。みんなフルフェイスかぶってるから画像加工しなくてラクチン。
青いヘルメットの左上のところにある台がロケット花火台



 
ロケット花火台から5列目ぐらいかな。
小さい台だと最前列に行かないと全く当たらない。


ギュウギュウで身動きが取れないぐらいで汗ダックダクだけど、近くに居たお神輿に接近してついて行くことに。


花火台が来ては去り来ては去り、気がつけば
最 前 列

さすがにここでは映像を撮る余裕はなく、足踏みしながらぴょんぴょん飛び跳ねながらロケット花火を受けまくり。

痛い!痛いよ!!!!

なめてた。もっと分厚いのん着とけば良かった。
テープが破れてるとこはロケット花火命中したとこ。
服貫通してないものの皮膚が赤くなってた。


右肘の部分。みごと破れる

もっと分厚いと思ってたのに意外とペラペラやった。

中に着てたトレーナーも穴開いてもうてるよ。
この下モロに肌だったので危なかった!!


Mちゃんはダウンジャケット着てたけど穴開いて毛がポワポワ出まくってた
(なので着替えたあと)


 下はデニムのオーバーオール着てたけど、さすがデニムやね、めっちゃ命中したのにうっすら焦げたぐらいで何ともなってない。すごー。


ヘトヘトになったあと再び天主堂でみんなと合流し、中学校運動場でのでっかいのを見に。

大きな台が3台あり、向かって左側→右側→真ん中、と順に点火。


2年前は前の方に行って全然当たらなくておもんなーと思ったので、今年はもうすでに当たりまくったし、運動場に入ってすぐのところらへんで鑑賞。

流れ弾が飛んできてむしろ離れて見てる方が危なかったという。
無防備なおばちゃん居ててヒヤヒヤしたわ。



真ん中の台は3段重ね!!


この大きいのが終わっても、それ以外の場所では小さいロケット花火台がまだまだガンガン活動している。
別で参加してた台湾友によると、これからがホンマにオモロなったのに!とのこと。



鹽水蜂炮からの帰り方


10人のうち1人は先に帰り、1人は嘉義へ、3人は台南へ、私含む5人は後壁へ。

行きのタクシーの運転手さんに降ろしてもらった時に「帰りもここに迎えに来て」と頼むと「交通規制入るしめっちゃ混むから約束でけへんから無理」とあっさり断られる。
タクシー利用を考えてたため充分な下調べをしておらず、さてどないしようかの。

地元の人に聞くも解らないと言われる。

マージーかーーよーーーーー


スマホで鹽水武廟のHPを見ても交通については書いておらず、FBの鹽水蜂炮のページを見てもバスについて書いていない。
でも絶対バスあるはず、と「鹽水蜂炮 公車」で検索するとニュース記事で忠孝南門路口と忠孝月津路口に新營までが23時半まで出てるよと見つけ、急いで月津路を南下。

遠いわ!!!!

しかもバス停とは名ばかりで、電柱に時刻表の書かれた板がくくりつけられてるだけ。

無事バスに乗り込めたものの、道が混んでるのでどう考えても新營から台南行きの最終電車に間に合わない。
私が下調べしてなかったせいで3人が台南へ帰れない、どうしよう……

と必死にスマホとにらめっこしてたら、バスが途中統聯客運バス停に停まることが分かり、慌てて台南チームに「ここで降りて!統聯バスで台南まで帰れるから!」と下車させた。
統聯バスは長距離バスだけど、席が空いてたら新營-台南の短距離でも乗れるんです。
(私らの日本語でのやりとりがなんとなく解ったのか、他のお客さんも気付いて慌ててて降りて行った)

いやー、ええ判断したわー。さすがやわー(下調べしとけよ)


私達は無事バスで新營駅へ到着。
嘉義行きの電車はまだあったので、嘉義チームは無事新營から台鉄で。
私ら後壁チームは後壁といえども宿が駅から遠いし後壁駅にタクシーがいる確率が非常に少なそうなので、新營駅からタクシーで宿へ。




鹽水蜂炮まとめ

●必要な装備:
 1.フルフェイスヘルメット
 2.綿の分厚い上着
 3.綿のズボン(ジーパンが好ましい)
 4.ズボンの下に更にぶ厚めのパッチなど(薄めのスウェットも履いてたけどそれでも当たった時は痛かった)
 5.運動靴(ズボンと靴の間に隙間ができないように)
 6.軍手
 7.マスク
 8.首周りを守るタオルや分厚い布
 9.ヘルメットにタオルなどを固定するテープ
 10.耳が弱い人は耳栓

●装備は現地で揃う。何も心配は要らない。ヘルメット400元。もし事前にテープを用意するのであれば、ニオイがあまりしないものをオススメ。(小北で買ったテープ、ラリりそうになるぐらいの強烈なニオイやった)

●肌にピッタリしない服装が好ましい。ゆとりのある服の方が当たった時のダメージが少ない。

●台湾人に「鹽水蜂炮参加するねーん」と言うと「カッパ着ぃや」などとアドバイスされることが多々あるけど、カッパ禁止!!現地でおっさんにめっちゃ注意されます。燃えるからダメ。綿の分厚い服で!

●遠くても流れ弾が飛んでくることがあるので、当たりに行くつもりなくてもフル装備で挑むように。

●毎年台南市政府文化局が鹽水蜂炮組裝體驗營暨探訪老街文化之旅というのをやっており、これは事前申し込みでロケット花火台づくり&街探索がついてるというものです。来年分の申し込み分がいつからなのかまだ解らないけど、興味ある人は是非申し込んでみてください(確か有料)(参照:http://hanako704.blogspot.jp/2015/03/blog-post_14.html

●ロケット花火以外にも、老街の屋台流したり、月津港でランタン鑑賞したり、大人しく遊ぶこともできます。

●帰りは時間に余裕を持って早めに帰ることをオススメ。タクシーはほぼ捕まらないと心得よ。



来年2018年の元宵節は3月2日(金)!
来年2018年の元宵節は3月2日(金)!
来年2018年の元宵節は3月2日(金)!

3月1日(木)2日(金)の2日間!!!



さぁ、みなさんも来年参加してみましょか!

今年も来たぞ鹽水蜂炮2017 その1

とっっっっても刺激的な1年1度の祭、それが台南の鹽水で行われるロケット花火祭。

毎年元宵節 ユエンシャオジェ ㄩㄢˊ ㄒㄧㄠ ㄐㄧㄝˊ yuan2 xiao1 jie2(農曆1月15日)とその前日に行われ、今年は2月10日(金)と11日(土)。私達は元宵節当日の2月11日に参加。

ヤマサキ兄妹は2年前に上げ膳据え膳の好待遇で参加させてもらったのですが(参照:台南名物ロケット花火祭--鹽水蜂炮編その1)、今回は大阪から私ら含む6名+台北から1名+台南から3名=計10名の日本人で参加。
もちろん現地までの交通もヘルメットなどの装備も自分らで準備しないといけない(それが普通)。

台南市親善大使の一青妙さんの去年のエントリ→コチラ によると現地で何もかもが揃うそうだけど、とりあえず鹽水へ行く前に事前にみんな大好き小北百貨でタオルと軍手とテープだけ購入。上着はボロボロになってもいいやつを日本から持参。

今回私含む5人はロケット花火が終わったあと鹽水から少し離れた後壁に宿泊だったので、まず台南駅から台鉄で後壁へ行き宿へ荷物を置いてそこからタクシーで鹽水へ。南榮科技大學のところで降ろされました。



左上に武廟、その下の鹽水國中の運動場で21時から大きなロケット花火台に着火。
八角樓、天主堂、永成戲院は見ておくべき観光スポット。
足跡がついてる道は老街。陽が落ちると月津港のオブジェがライトアップされてキレイ



タクシーを降りて北門路を武廟方面へ向かおうとすると、北門路は歩行者天国になっていて両サイドに屋台がズラリ。
上着も売ってるよー



武廟路×文武街の北西角で400元で購入。
南東角の屋台ではごっつい布をヘルメットに貼り付けてくれたりしてたけど激混みだった




久しぶり!2年前にも居たよ!



武廟の前ではぼちぼちスタンバイ
この小さいお神輿に神様が乗ってて、この神様が練り歩く先にロケット花火台が出現し
お神輿にバンバン花火当てまくります。


総勢10人が全員集まるのは結局現地で。最初は武廟前待ち合わせにしてたけど、着いてみたらすごい人出すぎて、急遽場所を変更に。

選んだ場所は天主堂
すごく中華テイストな教会

 すごい……圧巻

 細かく見ると色々が色々とすごい


ズボンの裾もテープでとめてバッチシやで!

今年もあったでカッコエエ消防バイク!


さぁ、今から行きまっせー!!
(写真提供:Sサン)




天主堂を出ると、あら、もう始まってるわね



武廟の前まで戻ってみるとすでにスタンバイ!
手前にある小さいお神輿数台、そして向こうに見える大きなロケット花火台。




お神輿が前後に動くので、お神輿の後ろにいるとほぼ当たりません。


↓お神輿の前に行ってみると↓
 
なかなかに激しいけど、それでもこの位置だとほぼ当たらないです。



こんなデコ車が通ったり


このあたりでみんなとはぐれ、私と友人Mと2人での行動に。
今年は当たりたい。当たりたい……最前列へ行きたいんやーーー!!!

さあ、本気出すで!


その2へつづく



2017年2月18日土曜日

Japaholic2017/02/10 「甘~いバレンタインデー」

そろそろ雪が溶けて川になって流れていって春が来ますねぇ。

みなさん、今年のバレンタインはどうでしたか?
私は台湾から日本への移動日だったので誰にあげるわけでも貰うわけでもなく、荷物が重く疲れてへとへとになっただけでした。

Japaholic今までのものは↓↓コチラからどうぞ

http://hanako704.blogspot.jp/search/label/Japaholic


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甘~いバレンタインデー


※中国語原文は→ https://www.japaholic.com/tw/article/lifestyle/362343/


みなさん、恋してますか?

恋人がいる人もいない人もソワソワドキドキしてしまう、それが2月14日、バレンタインデー。日本では、女の子が好きな男の子にチョコレートを渡して告白する、という一大イベント日になっています。
女の子は「いつ渡そうか、ちゃんと受け取ってもらえるかな」とドキドキ。男の子は「誰かからチョコ貰えるかな、あの子からチョコ貰えるかな」とソワソワ。特に学生たちにとってはそんな甘酸っぱい1日なのです。

Perfumeの『チョコレイト・ディスコ』ではその様子が歌われていて、バレンタインの定番曲になっています。(とてもカワイイ曲なのでオススメ!)

Perfume『チョコレイト・ディスコ』(2007年)


※ある一定の年齢層以上には断然コッチですよね

国生さゆりwithおニャン子クラブ『バレンタイン・キッス』(1986年)

日本のバレンタインに欠かせないチョコレートは渡す相手によって変わってきます。
好きな人にあげるのは本命チョコ手作りだったり高価なチョコだったりプレゼントもつけたり、色々と気合入ってます。

男性の友人や会社の男性上司や男性同僚にあげるのは義理チョコ。別に欲しくもないのに義理でチョコを貰っても3月14日のホワイトデーにお返しをしなきゃいけないので男性側としてはちょっと面倒かも。
ヤマサキ家では毎年父ともう1人の兄が会社などで貰ってくるチョコレートを私が美味しくいただいております。普段口にすることのない高級チョコを独り占めできるので最高!


リーガロイヤルホテル

 伊勢丹から取り寄せたらしい

みんな大好きゴディバとどこか舶来物の。
どこかのおねえさんたち、ありがとー!



女性が友達同士で美味しいチョコをプレゼントし合う友チョコや、高級チョコを自分のご褒美に買う自分チョコも最近では多く、「愛を確認し合う」という本来の意味そっちのけで、もはやチョコの日とも言っていいぐらいに日本のバレンタインデーは独自の路線を突き進んでいます。

各百貨店では1月後半から2月14日まで毎年大規模なバレンタインフェアが行われ、国内の有名店だけじゃなくベルギーをはじめドイツやフランスなど世界各国の有名店が揃い、この時期にしか買えない限定品もたくさん。
自分チョコには1粒数百円する高級品を。子供や義理チョコには動物やキャラクターのカタチをしたおもしろチョコを。お酒が好きな人には焼酎や日本酒が入ったボンボンチョコを。その他、色鮮やかなチョコ、チョコを使ったケーキやクッキーなどなど、各百貨店が出しているバレンタインフェア用のパンフレットを見ているだけでヨダレが出てしまいそう。
新宿高島屋ではあの鼎泰豊がチョコ小籠包を出してるんですよ!ビックリ!
(参照:https://www.fashion-press.net/news/28281

百貨店のフェアではその場でしか食べられないチョコアイスやデザートも出していることもあり、それはそれは大賑わい!熱気でチョコが溶けてしまわないかと思っちゃうぐらいの人出です。

チョコが好きな人はこの時期に日本に来ることを本気でオススメします!!

ちなみに私は毎年大阪の中華料理店551蓬莱のハート型豚まんを家族友人にプレゼントしてます。チョコもいいけど豚まんも美味しいよ!
(参照:http://www.551horai.co.jp/kikanngenntei/heart.html